早めにやっておきたいこと
社労士の井上です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
朝晩がだいぶ涼しくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、『早めにやっておきたいこと』についてお伝えします。
障がいのある子を持つ親御さんのなかで、20歳前傷病の障害基礎年金の請求を検討されている方はいらっしゃると思います。
ただ、『小学生なので…』とかまだまだ先の話だと先延ばしにされてませんか?
確かに先の話になりますが、請求する時に作成に時間がかかる書類があります。
重要な書類の一つとして挙げられるのが、『病歴・就労状況等申立書』です。
これは、請求者が発病から初診までの経過とその後の受診状況と就労状況について記入する、障害状態を確認するための補足資料になります。
作成するにあたり、過去の記録を遡って整理しておく必要があります。当然時間も手間もかかります。
そこで、請求する時までにあらかじめ整理しておくことで、請求時の書類作成の負担を軽減することができます。
これが私の伝えたいこと『早めにやっておきたいこと』です。
私の娘も重度の知的障害があり、20歳前傷病の障害基礎年金の請求を検討しています。
先日、娘の出生時からの記録を整理しましたが、かなり時間がかかりました。
私がおこなった手順は以下のとおりです。これから整理される方は参考にしてみてください。
①過去の記録がわかる手帳や日記、母子手帳、お薬手帳など関係書類をすべて集める。
②集めた書類を確認しながら、箇条書きで内容をまとめる。
※ポイントはできるだけ簡潔にまとめる。(受診日・病院名・医師・受診内容など)
③時系列に並び替える。(書類作成の時に記入しやすくなる)
以上3ステップで整理するとまとめやすいです。
20歳前傷病の障害基礎年金を請求したいのですが、20歳までにやっておくことはありますか?
というご質問をよくいただきますが、私は今回お伝えした内容を回答しています。
年金請求を検討されている方は、できることから少しずつ準備をしていきましょう。
以上、今回は『早めにやっておきたいこと』についてお伝えしました。
参考にしていただければ幸いです。
障害年金について何かご不明な点や相談等がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
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